デジタルサイネージを設置する際、「縦型と横型のどちらが効果的か?」という質問は非常に多く寄せられます。
実は、画面の向きは単なるデザイン上の違いではなく、人の心理や視線誘導、情報処理の仕方にまで影響を与える重要な要素です。
ここでは、デザイン心理学の観点から縦型・横型それぞれの印象の違いや、目的に合わせた使い分けの考え方を解説します。
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向きによるデザイン心理の違い(比較表)
| 項目 | 縦型サイネージ | 横型サイネージ |
|---|---|---|
| 印象 | スタイリッシュ・洗練・アート性 | 安定・信頼・情報的 |
| 視線誘導 | 上下方向 | 左右方向 |
| 情報量 | 少なめ(ビジュアル中心) | 多め(テキスト・映像向き) |
| 注目のされ方 | パッと目を引く訴求型 | 長時間閲覧される情報型 |
| 視覚効果 | 縦長で人物が映える | 横長で風景・動画が自然 |
| 向いている業種 | 美容・ホテル・ファッション | 飲食・オフィス・公共施設 |
縦型ディスプレイが与える心理的印象
横型ディスプレイは、テレビや映画と同じアスペクト比のため、「安定感」「情報量」「ストーリ性」を感じやすい傾向があります。
動きのあるコンテンツやテキスト情報を多く表示する場合に最適です。
横方向の広がりが「安心感」や「安定感」を与える
映像や景観を自然に見せられる(視野と一致)
情報を一度に整理して伝えやすい
複数人で同時に見るシーンに適している
向いているシーン
- 飲食店のメニュー表示やニュース配信
- オフィス受付・病院・公共施設の情報案内
- ショールームや展示映像の再生
横型ディスプレイが与える心理的印象
縦型サイネージは、スマートフォンやポスターなどに近い比率で、「人」を中心にした印象や高級感・洗練された雰囲気を演出します。
そのため、ブランド訴求やビジュアル重視の場面で高い効果を発揮します。
人間の姿を強調しやすい(縦長構図が人物を自然に見せる)
視線が上下に動くため、注目を集めやすい
「専門的」「アート性が高い」印象を与える
スマホ感覚で見られるため、SNS世代に馴染みやすい
向いているシーン
- ファッション・美容・ホテル・ブランドショップ
- ポスター型プロモーション
- 施設の案内や人物中心の広告
向きを決めるときのポイント
ディスプレイの向きは、「どんな目的で・誰に・どのくらいの時間見せたいか」で判断するのがポイントです。
単にデザインの好みではなく、心理的な効果と導線設計を意識することで、より訴求力のあるサイネージになります。
- 滞留時間が短い場所 → 目を引く縦型が効果的
- 情報量が多く伝達重視 → 横型が最適
- イベントや展示会など多様な用途 → 縦横両対応ディスプレイを検討
- ターゲット層がスマホ世代中心 → 縦型が共感を得やすい
よくある質問(FAQ)
- どちらの向きがより注目されやすいですか?
- 短時間で印象を与えるなら縦型、長時間の閲覧や情報伝達には横型が有利です。場所の目的によって使い分けましょう。
- 同じ内容を縦横両方で流してもいいですか?
- 可能ですが、レイアウト比が異なるため単純に回転させるだけではデザインが崩れます。縦横別に最適化したデータを用意するのがおすすめです。
- どちらの向きの方が運用コストが低いですか?
- 向き自体によるコスト差はほとんどありませんが、縦型は専用コンテンツの制作費がやや高くなる傾向があります。
まとめ
縦型と横型の違いは、単なる見た目だけでなく「人の心理にどう働きかけるか」という点に深く関係しています。
伝えたい情報の性質や視聴者の行動動線を踏まえ、印象をコントロールする設計を意識することで、サイネージの効果は大きく変わります。
もし導入時に迷った場合は、アメイジングポケットまでお気軽にご相談ください。目的に合わせた最適な設置・コンテンツ構成をご提案します。
縦型・横型サイネージの違いと使い分け
┗ 縦型サイネージが向いている業種・場所5選
┗ 横型サイネージが活躍するシーン5選
┗ コンテンツ制作で注意すべき縦横レイアウトの違い
┗ 縦横両対応ディスプレイの選び方
┗ 画面の向きで印象が変わる?デザイン心理学的考察
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